「こんなデザインにしたい」「こんな形にしたい」
最初から“カタチありき”で考えてしまうケースはありませんか?
それは、間違いです。
「形」は結果、目的・課題解決を達成したものでないと意味がありません。
まず始めに行うことは、
現状の把握・課題の抽出という事象の整理、
そして困っていること・感じていること・変えたいことなどの洗い出しです。
でもダイジョブ。
「どうしたいかわからない」「何をしたいかまだみえない」時点で
声をかけていただけることが、
クリエイティブコンサルタントとしての最大の喜びとし、
お話をうかがいながら、必要事項を整理させていただき、
その上で、どんなアウトプット形態がベストなのかを、
一緒に考えさせていただければと思っています。
案件によって進め方は変わります。
まずは状況をお伺いし、案件に合わせて進め方からご提案します。
情報を伝達しようとする際、
情報の受け手(読者・カスタマー)に受け入れらなければ意味がありません。
大事なのは、
読者・カスタマー観点で情報発信すること。
これを
読者(カスタマー)オリエンテッド
と呼んでいます。
私が(株)リクルートフロムエー在籍時代に学び、
今でも情報発信時の柱としている考え方です。
大前提となるのは、「カスタマーオリエンテッド」ですが、「カスタマーオリエンテッド」だけでは、成熟された市場であればあるほど、優位性が作られにくいものです。
「カスタマーオリエンテッド」をベースに、その会社・メディア・人ならではの優位性をそなえた付加価値を加えること。
それが「個性」となり、ブランドとして認知されていく。
ここまで形作ることが理想だと考えています。
脳みそに汗をかくことに手を抜かず、みなさんと一緒に最後まで考え抜くことがポリシーです。
座右の銘は「楽しくやろう」
これは、アルバイト求人誌『フロム・エー』の副編集長時代に、
メディアコピーとして採用し、使用していたものです。
簡単に言うと、
「お仕事って大変だけど、所詮は仕事、楽しんだもん勝ち」。
つまり、何事も楽しむことができれば、
楽しめるスキル&スタンスを自ら作り出すことができれば、
こんなに強いことはない、と思っているのです。
このシンプルなワードは、経験を経れば経るほど「確信」となり、
その後の私の人生にも強い影響を与え、今では座右の銘となりました。
クリエイティブ最大の壁 “生みの苦しみ” を、いかに楽しむか、
その経験を、いかに人生の糧ととらえられるか。
「人生のネタとしては(この大変さも)面白い」と言えるような強い自分でありたい…
と、常に、胸に、秘めています。
中 村 美 紀
Nakamura Miki
クリエイティブコンサルタント
編集ディレクター
●創刊&リニューアルメディア設計
●コンテンツ企画&編集ディレクション
●クリエイティブ研修企画&講師
●国家資格キャリアコンサルタント
米国CCE,Inc. GCDF-Japanキャリアカウンセラー
株式会社リクルート フロム エー、および株式会社リクルートに在籍20年。
クリエイティブ責任者(副編集長・デスク)としてかかわったメディア数は10メディア以上。
(フロム・エー/タウンワーク/とらばーゆ/ガテン/はたらいく/注文住宅/Goodリフォームなど)
各領域における、読者のさまざまな価値観をとらえながら、編集方針を打ち出し、
編集記事制作及び、商品・メディアに関するクリエイティブ全般を
管理・監督するという立場を長年務める。
リクルートHRエディトリアルコンテスト(現RJB・RC)審査委員長として、
クリエイティブ全体に関する判断や研修・教育にも深く携わる。
2012年独立。
クリエイティブという、メソッドがわかりにくい領域について、
考え方の体系立てや、志向プロセスの可視化を行い、クリエイティブに反映。
さまざまな領域での雑誌創刊・リニューアル、サイト立ち上げなどのメディア設計、
編集コンテンツ企画立案、パンフレット・ツール制作、
クリエイティブ研修企画立案・講師など、
幅広く活動を行っている。
中村 美紀